『太陽みたいだ』



それは、お前にこそふさわしい言葉


























 出会ったときからそれはもう決まっていたのだ。
 気遣ないふりなど、もう出来ない。
 それが運命だと言うならば、そう呼べばいい。
 どんな名をこの想いにつけようと、それは決して消すことの出来ない・・・・強いモノ。

 
 『太陽みたいだ』


 違う。
 それは違う。
 本当に、太陽だったのは・・・・・・・・・



 腕に抱いた小さな体は華奢で、細い手足につけられた枷が憎らしい。
 今すぐにでも外してやりたい、そう思うのに自分には何も出来はしない。
 それがこんなに口惜しい。
 ただ、お前を抱いて・・・それさえも全力をふりしぼらなければ出来ない。

 意識を失った、小さな体。
 けれど、大きな存在。

 俺は、今まで何をやってきたのか。
 

 裏切り者?
 ・・・好きにするがいい。真実など所詮は作り出されるもの。
 俺の真実は、ただこの腕の中にある存在を・・・全てのものから守ること。

 絶対に。
 誰にも触れさせはしない。
 お前を。



「・・・・・悟空」
 害させはしない。

 そのためならば、何だってやってやる。
 今の地位になど、何の未練も無い。こんなつまならい退屈なものに意味は無い。
 俺に必要なのは。

 俺がずっと・・・・・・・・ずっと望んでいたのは。



 強く、しかし暖かく。
 この胡乱なる生に光を注いでくれた。


 悟空。お前だけ。



「・・・・逃げてみせる」
 どこまでも。
 神々の手が、この光を・・・悟空を汚すことの無い場所まで。








 それがどんなに不可能に思えても。
 









「ご、くぅ・・・・・っ」
 お前が、お前らしく在る世界に。
 








 いつか、きっと――――
























「悟空!早くしろっ!置いていくぞっ!」
「うぐっ!ちょっと待ってよ!俺の肉まーーんっ!!」
「はいはい、ちゃんとお土産に貰いましたから大丈夫ですよ」
「ったく、うちの小猿ちゃんはいつまでたっても食い気ばっかりな〜」









 いつか、きっと。




 お前がその太陽の笑顔を、浮かべることの出来る場所へ。


















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金蝉!最高っ!!(笑)
やっぱりきめるところはきめて下さいます!
それでこそ保護者!
好き〜vv






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