セリナ様からいただいたリゼスちゃんvv
セリナ様よりいただきました(^^)




 ああ・・・・空が青く広がって・・・・いい天気ですねぇ・・・・・・・
 本当に絶好のお仕事日和・・・・・・・なんですが・・・・・



「リゼス、どうしてもついて来るつもりなんですか?」
「もちろんです!!私が着いて行ってパパに悪い行いをさせないようにしないと
ダメですからっ!!」
 
 ・・・・・・・・これですよ・・・・・・・・・・

 ゼロスはがっくりと肩を落とした。

「リゼス、いいですか。僕は魔族で、もちろんあなたも魔族です」
 空中に浮かびながら同じく空中に浮かんでいるリゼスに言い聞かせるように
話はじめた。
「魔族というのは負の気を糧に存在しているわけで、この負の気を得るには
いいことばかりでなく悪いこともしなくてはいけないんです」
「でもセリナ様はそんなことしなくていいと仰ってます」
「・・・・・・・セリナは特別です」
 ゼロスは家族?であるセリナを想いうかべる。
 そう言えば、最近会っていない。
 お元気にされてるでしょうか・・・・・・・・・・。
 最近、獣王様の魔使いが荒くて・・・・・・・ふぅ。

「とにかく、僕は仕事をしないといけませんから邪魔をしないように」
 ちょっと疲れた笑顔をリゼスに向けてゼロスは空中へ消えた。

「・・・・・絶対に邪魔しますっ!!」
 リゼスは拳を握りしめると空に向かって宣言した。
 ・・・・・・誰も聞いていないけれど。








 そしてゼロスとリゼスの攻防は熾烈を極めた。


 ゼロスが誰かを謀って陥れようとすれば、それを先回りして全てを公にし、あまつ
さえ、ゼロスが魔族であることをばらす始末。
 また、ゼロスが犠牲者から横取りしたクレアバイブルをその横から奪い、持ち主に
返してしまったり・・・・・。
 


「・・・・・リゼス、いい加減にしてくれませんか(怒)」
 今や、一部の隙もないと言われた(いつ?)ゼロスの笑顔は困惑と怒りにひきつっ
ていた。
「ゼロスパパこそいい加減にして下さいっ!!この世の中、持ちつ持たれつ皆、助け
あって生きていかないといけませんっ!!それを・・・人を騙してばかりじゃいい大人
にはなれませんよっ!!」
「・・・・・・・・・・はうっ」
 ゼロスはリゼスのとても魔族とは思えぬ物言いに地面へと突っ込んだ。


――――何故・・・何故こんなアメリアさんな性格の子供が僕とセリナの間に生ま
れたんでしょう・・・・?これぞ世の七不思議ですね・・・・・・

 そんなゼロスは反面教師という言葉を知らない。
 ゼロスとセリナの間に生まれたからこそ・・・・リゼスはこんな性格になったのだ。


「・・・・・・・わかりました。今日のところはもう帰ります」
 これ以上、リゼスに付き纏われては仕事どころか慈善事業をしてしまいかねない。
 ・・・・そんな魔族がいていいものか?いや、良くない。
「やっと改心してくれたんですねっ!!」
 違う、違う。
 ゼロスは内心でツッコむ。

「それじゃあ、帰りますか?」
「一緒に?」
「ええ、久しぶりにセリナに会いたいですし」
「セリナ様、喜びますっ!!」
 リゼスは差し出されたゼロスの手を掴んだ。
「そうだといいんですが・・・・まぁ、親子水入らずということで」
「はいっ!!」
 嬉しそうに笑ったリゼスに、ゼロスは今日一番の笑顔を向けたのだった。




〜ゼロス・リゼス、内心の思い〜

 ゼロス:(また、リゼスの居ないときに出直しましょう。)

 リゼス:(放っておいたらパパは何をするかわからないから当分、目をはなさない
       ほうがいいですよねっ♪)


 ・・・・・・・もしかするとしょせん似た者同士なのかもしれない。









† あとがき †

ああ・・すみませんっすみませんっ(T×T)
リクエストいただいたのは遥か昔・・・やっとUPにこぎつけました。
本当にお待たせして申し訳ありませんでした、セリナ様m(__)m
やはり人さまのキャラを動かすのは難しいと身にしみました。
未熟者の御華門にはこれが精一杯です。
・・・少しでも楽しんでいただければよろしいのですが・・・・・



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