ちょっぴりダークです。お気をつけを♪
「・・・・・っうぅっ!」
あたしは突然のことに頭の中が真っ白になった。
そろそろ休もうと思い、ベッドに潜り込もうとしたときだった。
ふと現れた気配に背後をとられ、口を押さえつけられ、拘束された。
な・・・・・・なにっ!?
「・・・・・リナさん」
・・・・ゼロス!?
「お迎えにあがりました」
慌てて逃げようとしたがあたしを捕まえるゼロスの腕はびくともしない。
「・・・・無駄ですよ・・・・」
後ろにいてわからないがきっとゼロスは今、あの笑顔を浮かべている
に違いない。
な・・・・んで・・・・ゼロスが・・・・・・・・
「獣王様のお呼びなんですよ、大人しくついて来て下さいね」
大人しくも何もあんた無理やり連れて行こうとしてるじゃないっ!!
押さえられて文句が言えない口から変なうめき声が漏れる。
びしっ!
あ・・・・・・・。
首に手刀をいれられ崩れ落ちる。
ゼロ・・・・・ス・・・・・・・・
くすくす・・・・
くすくすくす・・・・・・
笑い声が耳に響く。
な・・・に・・・・・
くすくすくす・・・・・・・
「・・・・・・さま」
「・・・・ゼロス・・・・」
・・・・・はっ!
あたしはゼロスという名前に反応して慌てて身を起こそうとした。
・・・・・が。
「・・・・っな」
手首に縄・・・・・っ!?
「あら、目覚めたようよ、ゼロス・・・」
「そのようですね」
「ゼロスっ!・・・・とあんた誰っ!」
「くすくす・・・・・はじめましてリナ=インバース。私は獣王ゼラス=メタリ
オムよ・・・・ゼロスの上司のね」
獣王の手がゼロスの髪を梳く。
・・・・・・あたしに見せつけるように。
「何のつもりよっ!!あたしをこんなところへ呼びつけて・・・こんな格好
させてっ!!」
「ふふふ・・・・どうしてだと思う?」
「・・・・・・わかんないわよっ!」
・・・・・そんなことわかるわけないでしょうがっ!!
「そう?・・・・ちょっとした遊びをしようと思ってね・・・・あなたが必要だった
のよ」
・・・・・・遊び?
「ゼロス」
「はい、獣王様」
「リナ=インバースを・・・・抱きなさい」
・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・なぁにぃぃぃっっっ!!!!
「はい、わかりました」
こらこらこらぁぁっっ!!!簡単に返事するんじゃなぁぁいっっ!!
あたしの内心の叫びをよそにゼロスがじりじりと近寄ってくる。
あたしも負けじとじりじり後ろに後退する。
だが・・・・・。
「捕まえましたよ、リナさん♪」
・・・・・はぅぅぅっっ!!!!!
「ちょ・・・・っちょっと・・・・・獣王っ!!あんたこんなことして何が
おもしろいのよっ!!いい加減にしなさいよっ!!悪趣味っ!!
ゼロス、あんたも何素直に従ってんのよっ!!!」
「あら、とても面白い見ものだけど?リナ=インバースの負の感情も
いただけるし・・・ふふ」
その間もゼロスの手があたしの服を器用に脱がせていく。
「嫌ッ!・・・嫌だって・・・っ!!」
どうして・・・・・。
今まで・・・・・こんなことしなかったのに・・・・・。
獣王の命令だから?
だから・・・・あたしの意思なんて関係ない・・・・・の?
「ゼロス・・・・っ!!」
「リナ=インバース・・・ゼロスはあなたのこと何とも思ってやしないのよ。
何しろ魔族ですものね」
「・・・・・っ」
獣王の言葉が突き刺さる。
胸が・・・・・・痛い。
「・・・・・いっ」
ゼロスの爪があたしの肌を傷つける。
「・・・・・白い肌に深紅の血・・・・・綺麗ですね」
「・・・・・ばか・・・・・・バカゼロス・・・・・」
絶対に屈するものか。
絶対に涙なんて・・・・・・見せないんだからっ!
あたしはゼロスに抱かれながらそう自分に言い聞かせる。
そうじゃないと・・・・・・あんまり自分が哀しすぎる。
「・・・・・・・ふぅん、結構耐えるのね・・・・」
朦朧とする意識のなかそう呟く獣王の言葉が聞こえた。
「ゼロス、こちらに来なさい」
あたしの肌を彷徨っていたゼロスの手から開放される。
・・・・・でもたきつけられた熱は冷めない。
「ゼロス・・・私にキスしなさい」
「はい、獣王様」
あたしの目の前でゼロスは獣王に・・・・・・・・・嫌っ!!
やめてっ!!
「くすくす・・・・・なかなか上手ね、ゼロス」
・・・・・嫌、嫌、嫌っ!
抱かれるほうが・・・・・・・・まだマシっ。
・・・・・・これは。
これは・・・・・・・・・・・・・・・・嫉妬?
あたしは嫉妬してる・・・・・獣王に。
彼を意のままに操ることの出来る獣王にっ!!
「バカ・・・・・バカ・・・・・・ゼロスのバカ・・・・」
泣かないって決めてたのに・・・・・・・・。
我慢してたのに・・・・・・・・。
あんたのせい・・・・・ゼロスのせいで・・・・・・・・っ。
あたしの目から滴が落ちる。
どうしてあたしはあんな魔族なんかに・・・・・・恋してしまったのだろう。
叶わない思いなのに・・・・・・・絶対に。
「リナ=インバースが泣いてるわよ、ゼロス?」
「・・・・・・・・」
「・・・・・くすくす・・・・・ゼロス?どうしたの?」
「・・・・・いいえ」
「・・・・・・・私を誤魔化そうとしてもダメよ。部下の負の感情っていうのも
なかなかいいものね?」
覇王の言ではないけど・・・・。
「獣王様・・・・・・」
「ホント・・・・・・楽しいわ。うん、じゃあ私はそろそろ戻るから・・・・
後のフォローきちんとしときなさいよ」
「獣王様・・・・・僕、リナさんに滅ぼされちゃいますよ・・・・」
「何言ってんの、そこを上手く丸め込むの得意でしょ」
「はぁぁぁ」
ゼロスは深いため息を漏らした。
「面倒ごとはいつも僕にお任せになるんですから・・・・」
その後、ゼロスはリナに半死半生の目にあわされたとか(笑)。
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☆あとがき☆
はいっ!どうもありがとうございましたっ!
えっとこれは一応777ヒットの覇月様のリクエストでございます。
・・・・・・がリクエストされたものとは微妙に違う予感が・・・・(T_T)
あうぅぅ御華門に出来るのはここまでですぅぅぅお許しぉぉぉっ(T_T)
すみませんっ!!!!
出来るだけ裏にいかないようにあの部分は省略させていただき
ました(+_+)
もし・・・・・・・書け!!とおっしゃるならば・・・書きます・・・が・・・
う〜ん・・・・・読みたい・・・・ですか?皆さん???
いや、ある日ひょっこり裏に現れる可能性もありますが(笑)。
ふふ・・・・・では、失礼しま〜すっ!!